【書道部】 令和7年 夏の活動報告
7月21日 平和祈念・復興支援パフォーマンス
本校が主催するチャリティーコンサートにて披露するための書道パフォーマンスを行いました。戦後80年の節目の年に、改めて平和について考え、今もなお紛争や災害で苦しんでいる人々に心を寄せて書き上げました。
パフォーマンスでは、卒業生に教わった手話も取り入れました。未来へのメッセージを手話で表現し、言葉だけでなく全身で思いを伝えました。
3年生の引退公演でもあった当日の会場は、私たちのメッセージを静かに受け止める保護者のみなさんの熱気に包まれ、パフォーマンス後には温かい拍手と励ましの言葉をいただきました。今回のパフォーマンスを通して、平和の尊さや命の大切さを再認識することができました。
7月28日~29日 全国高等学校総合文化祭
書道部門は、香川県坂出市で開催され、茨城県代表の一人として3年次の部員が参加しました。
全国から集まった高校生と交流し、それぞれの作品を鑑賞し合う貴重な機会となりました。また、伝統工芸である丸亀うちわの制作体験も行い、文化と歴史に触れることができました。
8月17日 チャリティーコンサート
牛久市中央生涯学習センターで実施された本校主催イベントのオープニングに出演しました。エントランスには先日揮毫した作品を展示させていただきました。
紙面に大きく描かれたバラは、愛と平和の象徴として知られる「ピースバラ」です。さらに、「平和祈念」の大文字は青、上下に引いたラインは黄色で表現し、ウクライナの国旗を連想させるデザインとしました。私たちの作品が、平和への思いを共有し、支援の輪を広げる一助となれば幸いです。
8月19日 土浦ブロック実技講習会
県南地区の講習会に参加し、作品に押す「印」を制作しました。講習会では、印の仕上げ方や印につける袴作りについて丁寧に教えていただきました。思い通りにいかない部分もありましたが、楽しく制作することができ、作品への愛着が深まりました。
この講習会で学んだことを活かし、これからもよりよい作品作りを目指していきます。
【書道部】オレンジ高校生との交流
7月14日(月)にオーストラリアのオレンジ高校生が来校し、日本の伝統文化である書道を初めて体験しました。書道部員はサポートに入りながら交流を楽しみました。みなさんとても熱心に取り組んでくれました。
初めての毛筆に挑戦
オレンジ高校生はまず、自分の好きな言葉を選び、慣れない毛筆を使って真剣に練習しました。最初は戸惑いながらも、墨の香りや筆の感触を楽しみながら、集中して筆を動かしていました。言葉を選ぶ段階から、それぞれが日本の文化に触れようとする意欲が感じられ、私たちも大変嬉しく思いました。
うちわに想いを込めて
練習を重ねた後、いよいよ最終作品としてうちわに書をしたためました。一枚一枚、個性あふれる素敵な作品が完成しました。
書道を通じた国際交流
書道は、日本の美しい文字文化を伝えるだけでなく、集中力や感性を育む芸術です。今回、オレンジ高校生と書道を通じて交流でき、言葉の壁を越え、日本の伝統文化を共有する貴重な時間となりました。このような体験が相互理解を深め、今後の国際交流の架け橋となることを願っています。
【書道部】県南高校書道展に出品中です。
県南生涯学習センターで開催されている「第26回 県南高校書道展」に本校書道部の作品が展示されています。部員一人一人が語句の選定から作品の表具まですべて自ら行いました。言葉に込められた思い、書に表れる個性などを楽しんでいただけると幸いです。
会期:1月29日(水)~2月2日(日) ※最終日は13半時まで
場所:県南生涯学習センター(ウララビル5F)
活動時間は、平日放課後16時~18時と土曜日午前です。毎日2時間ほど筆を執り、少しでも納得のいく作品が書き上げられるよう切磋琢磨しながら作品制作に取り組んでいます。集中力や忍耐力を伴いますが、満足のいく作品が完成したときは達成感があり、書で表現することの魅力を感じることができます。 また、栄進祭(文化祭)や地域行事での書道パフォーマンスは、部員全員が一丸となり、テーマに沿った言葉を考え、イメージを大切にしながら表現します。個人での作品制作とはひと味違った楽しさや感動があります。 経験は問いませんので、書道が好きな人、興味がある人はぜひ一緒に活動しませんか。 |
茨城県南生涯学習センターで展示された作品です。部員それぞれが小作品を制作し、自ら表具しました。漢字(篆書・隷書・草書・行書・楷書)、仮名、漢字仮名交じり、篆刻とバラエティに富んだ展示となりました。
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11月30日(土)に開催された牛久市国際交流会主催の「冬の交流会」で書道部が披露したパフォーマンス作品が牛久市役所ロビーに展示されました。
2年次部員の3名が市役所を訪問し、交流会でお世話になった市民活動課の方からお話しを伺いました。改めて反響があったことを実感し、このような機会をいただけたことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。また、12月25日(水)付の朝日新聞にも取り上げていただきました。ありがとうございます!
牛久市国際交流会が主催する「冬の交流会」に参加しました。牛久市在住の外国人の方にパフォーマンスを披露したり、書道を教えたりしながら親睦を深めました。さまざまな国の方と日本の文化を通して交流でき、有意義な一日となりました。
開所50周年を祝う式典にご招待いただきました。茨城の四季にちなんだ下絵をほどこし、その上に豊かな自然や郷土の風物詩を表現した詩を書き上げました。これからも私たちの自然体験活動の拠点としてお世話になります。
土浦二高で開催された県南地区の篆刻講習会に参加し、自用印を刻しました。普段、篆刻をする機会が少ないので貴重な経験になりました。これから作品に押すのが楽しみです。
少ない準備期間でのパフォーマンスとなりましたが、みんなで協力して「TOPIA」をテーマに、欅坂46『ガラスを割れ』の曲に合わせて書きました。
新学期がスタートしてから約1ヶ月間、個人の作品制作と両立しながら部員全員が力を合わせて準備を進めてきました。
当日、スペシャルイベントの「書道パフォーマンス」では、万葉集の和歌2首を揮毫し、キッズワークショップでは、「書道体験コーナー」と「プレゼントコーナー」にたくさんの方に来ていただきました。筆づかいを教えたり、リクエストに応じて即興で小品を書いたりと書道を通して地域の方とふれあうことができました。私たちも改めて書道の素晴らしさを実感するよい機会となりました。